申ジエは韓国のKLPGAツアーで20勝、日本のJLPGAツアーで26勝、アメリカのLPGAツアーで10勝などとてつもない記録を立てている他に類を見ない女子プロです。
その申ジエを知るにつれ、彼女の心を支えてきた力の源に、大きな感動を覚えました。
申ジエは中学3年の時に「お母さん」を交通事故で亡くしてる。
もともと決して裕福とはいえない家庭で、食費や宿代をいつも節約していたそうです。母を亡くしてゴルフを断念しようと思った時もあったようです。
母が亡くなったことによって保険金を受け取り、借金を返済したところ1700万ウォン(約170万円)が手元に残りました。お父さんから「母が命と引き換えに残してくれたお金だ。このお金で一生懸命ゴルフをさせるから、一緒にがんばろう」・・・この言葉がなかったら今の申ジエはなかったかもしれません。
過酷な過去や母との死別、この辺が申ジエの生き方、ゴルフへの決意に大きく影響しています。
2022年3月3日から日本の女子プロゴルフトーナメントがスタートする。
今回は「申ジエ選手」にフォーカスし、結婚しているのか、旦那は誰等調べた。
また、キャディや彼女が度々行っている「寄付行為」や遅延プレーについてもまとめました。
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申ジエは結婚している?旦那は誰・・
引用:https://www.alba.co.jp/tour/news/article/no=6885/
申ジエは結婚しているのか?と度々話題になりますね。彼女はとてつもなく強いアスリートだが、 人としてもアスリートとしても魅力に溢れる現役プレーヤーだ。それ以前に彼女は素敵な女性であり、美バストが印象的です。
申ジエの結婚が話題になったのはある1枚の写真です。日本で優勝した際、トーナメントのカップを掲げた指にリングがあったのですね。彼女は結婚を即否定しました。
その指輪は姉弟妹の3人が同じ指輪をして、母の思い出を大事にしよう・・そんな願いの指輪だそうです。
左手薬指のリングについて、2018年9月「ゴルフ5レディス プロゴルフトーナメント」に出場した時に話してくれました。本人の言葉によれば「結婚指輪ではありませんよ」
ツアー中は笑顔を見せながらプレーしている印象が強い申さんですが、お父さんやきょうだいへの思い、そしてお母さんは私がプロとして優勝する姿を一度も見ないうちに逝ってしまった。だから、たくさん勝って天国へ見せてあげよう」というお母さんへの思いを忘れることなく、日々、ゴルフに向きあい、戦っているのです。
引用:https://www.nikkansports.com/sports/golf/news/202106200000934.html
この指輪で、申ジエは結婚してるの・・と話題になりました。
国内女子ゴルフツアー:ニチレイ・レディース 2021,06,20
千葉・袖ケ浦CC新袖C(6550ヤード、パー72)
賞金総額1億円(優勝1800万円)無観客開催
元世界ランク1位・申ジエ(33=韓国)が大得意コースで、
ツアー通算25勝目を挙げた。
申ジエ 超一流プレーヤーを支える家族の愛
申ジエはお父さんの勧めで小学校5年生からゴルフをまじめた。そのショットは天性と思われるくらい安定していて、小学校6年生では韓国国内のジュニア大会で優勝しています。
このころから将来はプロを目指すと言う気持ちが湧いていました。
17歳の時の「日韓対抗中学・高校生ゴルフ大会、女子の部で優勝し、日本にもその名前が強烈に残りましたね。またその年のKLPGA(韓国女子プロゴルフ協会)の推薦で出た「SKエンクリーン招待」でアマチュア優勝をしてます。
申ジエの学生時代の活躍が認められ、同年プロテストは免除でKLPGAに入会してます。
2006年KLPGAツアーメジャー大会「韓国女子オープン」でプロ初優勝。18歳でした。
これ以降KLPGAで20勝の成績を残し、メジャーも5勝しています。
2008年20歳の年はKLPGAツアーで7勝、3年連続の賞金女王、年間グランドスラムを達成など記録ずくめとなる。
この年のLPGAツアーで「ヨコハマタイヤ PRGRレディスカップ」で初優勝を果たす。横峯さくらとの4ホールプレーオフが強烈な印象でしたね。この年の12月JLPGAに80期生として入会してます。
この間、大きな家族愛に見守られながら急成長を辿った。
2014年からは日本を主戦場として、強い・負けない申ジエのドラマが始まった。最終日は疲労やピンの位置の難しさなどからスコアを落とす選手が多い中、申ジエは最終日に無類の強さを発揮した。
当時彼女は「Final Round Queen」と呼ばれましたね。強かったです。
その力の源泉にあるのが「学生時代にお母さんを亡くした」悲痛な思いでですね。
申ジエの子供時代の過酷な思い、母との死別!
申ジエが中学3年生の時、その不幸は突然やってきました。練習場まで送ってくれた母親が帰りに大型トラックと正面衝突。母親は帰らぬ人となり弟と妹の二人も重症を負ったのだ。それほど裕福な家庭でなかった申ジエはゴルフを諦めようとた。
その後、母親が残した保険金は借金を返えし170万ほど残ったと言う。
父は少額の保険金のすべてを申ジエのゴルフ人生に注ぎ込もうと決断。申ジエは一家を背負いアメリカに渡った。そして2009年には米ツアー賞金女王にまで上り詰めた。母を思う気持ちと家族を支える強い気持ちが有ってからこその偉業だ。これはすべて実話です。
父親の「お母さんが命と引き換えに残したお金だ。これでゴルフを一生懸命頑張ろう」という、言葉がなかったら今の申ジエはない。父の一言で申ジエはゴルフに対する考え方が変わったと言っている。
申ジエの強さと人間味の原点とは
それまでは一回のミスは経験だと思っていたが、「その一回が後悔になる」と考えが変わった。
そんなエピソートとして、中学、高校時代の5年間、欠かさず20階建てのアパートを毎日7往復ランニングした。練習は一日13時間もこなしてました。
これらは父親を喜ばせるためであり、母の無念に報いる強い意志があったからこそと思う。
その結果、韓国で3年連続の賞金女王となり、2009年には米ツアーの賞金女王となった。
2021年、21歳には世界ランキングトップまで上り詰めた。
申ジエは日本のトーナメントではいつもニコニコしているが、大きな悲しみと家族愛で乗り越えてきた強さがにじみ出ている。
申ジエのプロフィールを紹介
シン・ジエ、ハングル:신 지애、英語:Jiyai Shin
名前 / 申智愛
LPGA登録名/申ジエ
生年月日/ 1988年4月28日(33歳)
身長 /155 cm (5 ft 1 in)
国籍 /大韓民国の旗 大韓民国
出身地 /全羅南道霊光郡
出身大学/延世大学校
経歴
プロ転向 /2005年
JLPGA入会/2008年 JLPGA80期
優勝数
LPGAツアー 11勝
日本LPGA 23勝(内、公式戦5)
韓国LPGA 20勝(内、メジャー5)
LPGAメジャー選手権最高成績
(優勝: 2)
ANA T8: 2010
全米女子プロ 3: 2009
全米女子OP T5: 2010
全英女子OP 優勝: 2008, 2012
引用:延世大学校HPより
申ジエ 現在は日本で戦う
アメリカ女子ツアーで活躍を続けていた申ジエは、2014年(26歳)からは主戦場を日本に移しました。
JLPGAはコロナの関係で2020年と2021年を合計して賞金ランキングを発表しています。
申ジエは堂々の6位に輝き130,969,269円を獲得してます。
2022年4月で33歳。今年も日本人の若手にとって怖い相手となりそうですね。
申ジエのスロープレーに警告が連発される
引用:http://blog.livedoor.jp/thaiikuzo/archives/18675061.html
女子プロゴルフ界トップクラスの選手である申さんは大きな欠点も指摘されています。実は極めてプレーが遅い!
もちろんアマチュアでも大きな規則違反ですね。罰則も決められています。
申ジエはラウンドの後半になると競技委員から注意を受け、同じ組で回る選手、キャディさん、大会ボランティアの皆さんを巻き込んでしまいます。
ゴルフ界は「プレーファースト」の促進を促している。これは世界的な動きだ。しかし申ジェだけは直らない!もう直らないだろうと言う人もいる。
相変わらずイエローカードで警告を出されているが改善されない。
もっともっと批判されても良いと思うし、他の選手とアンフェアにならないだろうか。
女子プロの間で「この人とは一緒に回りたくない」と言われていることで有名な申ジェ選手です。
申ジエを支えるキャディーの斎藤優希とは?
2021年は世界ランキング1位。アメリカツアーから日本ツアーに移っても群を抜いたゲームプランで優勝争いの常連を支えるのは、日本人「プロキャディー斎藤優紀」だ。
斉藤は氏家町(現、栃木県さくら市)生まれ。氏家中からプロを目指して茨城の名門・水城高、明大に進んだ。高校2年の時に全国大会で2位」になる。大学1年時に先輩深堀圭一郎の専属キャディーとなり中退。矢板市にあった丸山茂樹のホームコース「ファイブエイトCC」の支配人を経て丸山の専属キャディーに。
申のキャディーバッグは17年から担いでいる。
良いキャディーの条件にはいろいろあると思います。距離の正確な計算やグリーンの読みは当然です。選手が苦しんでいる時にそっと寄り添い気分転換のさりげない会話も大事だと言われている。キャディにとってもっとも大事なのは、常に冷静にプレーヤーをサポートすることですね。ゴルフだけでなく人間力が求められそうだ。
申ジエは強いから勝つ。これは間違いない事実だが選手に寄り添い勝雰囲気を出していく斎藤優紀の存在は大きい。2022年はどんな戦いが展開されるか興味が尽きません。
引用:https://www.alba.co.jp/trend/column/article?title_id=150&id=18372
申ジエは2019年シーズンで前人未到の年間平均ストローク69.9399を叩き出した。86ラウンドで70ストロークを切った。日本の女子ツアーから世界に通用するプレーヤー排出するために、ここ何年はコースセッチングが長く、タフになっている。その中で70を切ったのはツアーの新記録である。
申ジエの専属キャディが語った「申ジエの強さの秘密」
この2つのYouTuveは、申ジエとキャディの信頼関係がにじみ出ています。
是非ご視聴ください。
申ジエプロ専属 斉藤キャディがその強さと秘訣を語る
斉藤キャディ ×申ジエプロ タッグを組む二人の素顔とは
申ジエの有名な寄付行為とは
申ジエは韓国で「寄付天使」と言う愛称で呼ばれている。
トーナメントで獲得した賞金やゴルフクラブのチャリティーオークションで得たチャリティー金を「障がい者施設や両親のいない子どもたちの施設」に寄付を繰り返してきた。
韓国女子ツアー「メットライフ韓国経済第32回KLPGAチャンピオンシップ」の賞金(1400万円)を全額を寄付。東日本大震災の時には、「サイバーエージェントレディス」で2位になった時の賞金616万円も被災地に全額寄付してる。
過去、スポーツ界には強すぎて嫌われていた選手やチームもあったが、申ジエはただ強いだけではなかった。多くの人に尊敬され、愛されるゴルファーになりたいと願う彼女の人となりがそこにはあった。
まとめ【申ジエ 結婚・旦那?過酷な過去の母との死別
今回はゴルフ界のスーパースター「申ジエ」について
このようなことをまとめました。
1、申ジエは結婚している?旦那は誰・・
2,ジエ 超一流プレーヤーを支える家族の愛
3,ジエの子供時代の過酷な思い、母との死別
4,ジエの強さと人間味の原点とは
5,ジエのプロフィールを紹介
6,ジエ 現在は日本で戦う
7,ジエのスロープレーに警告が連発される
8,ジエを支えるキャディーの斎藤優希とは?
9,ジエの有名な寄付行為とは
長年にわたり結果を出してきた申ジエの強さの秘密が、
少しづつ分かるようになりました。
2022年も申ジエは日本を主な舞台に闘っていきます。
プロキャディ斎藤優紀とどんなゴルフを展開するのか目が離せませんね。
この一年、申ジエをしっかりフォローしていきたいと思います。
最後までご覧いただきましてありがとうございます。
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